蟲師 籠のなか

先週の「一夜橋」はバットエンドだったんでビックリしました。アニメオリジナルのストーリーだから??(←これ間違いね、僕がド忘れしてただけね)
原作ではなかなかバットエンドの中にも救いのある話が多い*1ので、そのノリで安心しきってた。
この、一夜橋の救われなさ加減はかなり辛いけど、たいていの話はもうちょっと、「何かは失うけど、その代わりに最終的に救われる」みたいな感じで、そういうところがすごく好きで、こんなストーリーを考える漆原友紀さんはスゴイと思っとる僕です。


今回の「籠のなか」も僕は初めて観るストーリーだったのだが(←ド忘れねコレ)。
悲しいお話でしたね。良い味出てると思った。けど悲しい。
正直、たけのこ生まれて剥いたら赤ちゃんってのは怖かったですが、なんといっても子株に過ぎない奥さんが曲がり竹に斧をつきたてて、
「おお、本当に夫を愛しているんだな」
と実感したとゆうか、二度目も全く同じところに斧を突き立てていてすごい!すごいコントロール!とゆう。
お互いに愛しあっていたのに*2、円満には進まないところが切ない、そこがなかなか魅せるストーリー仕立てだなあすごいなあ的な。
しかし、最後の墓のたけのこ赤ん坊の原理がイマイチ分からんです。
それにしても里の者ヒドイ!妹キャラの片隅にも置けないリアルなりアクションでヒドイ!
きっと『答えてちょうだい』に送ったらマルシアあたりも「ヒドイ!」って言ってくれる。でも、河合は「まあ、妹の気持ちもわからないでもないですよ」とかゆうコノヤロ河合。
冗談はさておき、干からびた奥さんと子供の映像が無くて本当に良かったけど、あの夫の人は看取ったわけでそこを考えると非常に辛い。
竹の葉がざあざあ振ってくるシーンできゃあきゃあはしゃいでた子供が非常に可愛いかっただけになおさら辛いです!

蟲師 第ニ集 (初回限定特装版) [DVD]

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*1:コメントを受け修正済み

*2:愛し合っていたとか書いた自分がものすご痒い