七夕だ!

こんばんわ。テロがあったみたいですね。怖いですね。僕は、僕自身の力では制御しきれないものが怖いですが(たとえば自動車を運転するとか)、爆弾となれば、もう、全然どうしようもないわけで非常に怖いですね。絶対に爆弾の爆発半径に入らないように日々気をつけたいところですが、そんな事はどうしたって運任せ、毎日がロシアン・ルーレットなんですね。

秋山奈々ちゃんが、タレメ.net(http://www.taleme.net/index.html)で日記を書いてると近所のおばちゃんから聞いたので早速見てみました。
かわいい。すげーかわいい。この日記は、お風呂上りですっぴんの秋山奈々だとかも見れて、知られざる秋山奈々の一面を知れて素敵です。皆さんも見てみてください。
この世の中に、素敵なことなんてそうそうないですが、秋山奈々の日記は数少ないとても素敵なことのひとつですね。一ヶ月限定と言わずに続けて欲しい。今や、アイドルたるものそれくらいはやるべきだって言ってましたよ。いや、近所のおばちゃんが。
しかし、素敵だなー。秋山奈々は素敵だなー。おしゃれが好きなんですね。そりゃーピチレモンのモデルですもんねー。え?小学生のころの服をリメイク?…そうか、まだ中学生なのか。改めて考えてみると、ほんと生まれたばっかみたいなもんだよなー。たかだか14年しか生きてない。それなのに魔化魍と生身で戦ったり、お気に入りのカフェでピーチとアロエのスムージー飲んだり、えらいよなー。すごいわ秋山奈々。尊敬した。ていうか、こんだけ生きてきた自分はなにをやってるのかと。時間を無駄にしすぎだろと。消費活動オンリーかよと。まあ、落ち込んでもしかたないから秋山奈々を目標にがんばろうと、心に決めたのでした。
気を取り直したいと思います。
先述の日記によれば秋山奈々は大の猫好きらしい。
この、タレメの写真じゃあ、どっちが猫でどっちが秋山奈々かイマイチわかんないけど。
なにをかくそう僕も断然犬より猫派です。
もう、あの、餌欲しい時だけやけに懐いてくる現金なところがたまらない。僕も、「可愛がってやんなきゃ」みたいな責任を感じなくて楽だし。猫って清潔だし。たまに、僕の可愛がりたいなー波長と、猫の可愛がって波長が合わさったときに、感動的なまでに遊んだりして。寝てるときに乗っかってきて、「まさか、心霊!?」とか思ったら猫だったり、「あー猫だなー」と思ったら心霊だったりね。いやあ猫っていいですよね。
そんなわけで僕の実家にもたくさんの猫たちがいました。過酷な自然環境ですから、生まれては死んで増えては減ってと、でも、まあ常に4、5匹はいました。不思議と、猫は死ぬとき姿をくらますよね?
ある日、お風呂に入っていた僕の耳に、しきりに鳴く猫の鳴き声が聞こえてきた。
「やけに鳴いてるなー」
くらいにしか気にしなかったんだけど、次の日も、お風呂入ってると、ずっとどこからか声が聞こえる。あれー。こんなにずっと鳴いてるなんておかしいなー?と思ってたんだけど、次の日も聞こえる。しかも、だんだん声が弱弱しくなってきた。いつもは、外の倉庫に餌を置いておいて、どの猫も自分の好きなときに飯食ってたから、誰かいなくなってるなんて気づかなかったんだけど、さすがにおかしいと思って数えてみたら一匹足りねーの。んで、その弱弱しい声を辿って皆で探してみたら、なんと、当時、僕の町は、いわゆる『ぼっとん便所』、汲み取り式の和式便所だったんだけど、その肥溜めのなかに落ちてたらしくてさー、もう、この猫、猫のくせに落ちんなよって感じだけど、家族パニックになりながらも、救出。あと一歩遅かったら、くそまみれで死んでたくらい衰弱してたけど、なんとか一命は取り留めた。すっげー洗ったよ。なんか知んないけど、その後も、違う猫が何回か、落ちるんだよね。便所に。まあ、僕たちもなれたもんで、風呂入ってるときに声が聞こえたら、「あ、また便所に落ちてるな」って感じで、毎回すぐさま救出。死亡者ゼロ。もう、僕なんか、鳴き方でわかるもん。「落ちてまーす」みたいのが。どうやら床下通って落ちるみたいだけど。猫だから床下行くのはわかるんだけど、なんで落ちるかな。僕が猫だったら、そこだけは絶対注意するけど。そんな死に方絶対ごめんだからね。
あと、これは、秋山奈々にも気をつけてほしいんだけど、猫が子供産んだらあまり子猫に触っては駄目らしい。親猫は気が立ってて、人間の匂いが子猫についてたら子猫を殺しちゃうらしい。意味わかんないよね。よく見ろっつの。
あと、猫らしいっちゃあ猫らしいけど、雪が降って寒いある夜のこと。
父さんが車で仕事から帰ってきて、家に入って小一時間後にまた同じ車で出かけようとして、エンジンかけて数メートル動かしたら、
「バンッ!!」て音がしたらしい。
んで、エンジンルームあけてみたら、多分エンジン暖かったから入ったんだろうけど、子猫が3匹エンジンのファンに当たって死んでたのだ。十分に成長してれば、「エンジン危ない」ってこと理解するらしいんだけど、まだ子供で、好奇心から入っちゃったらしい。ま、これは父さんが言ってたんだけど。
で、オスのほうが、警戒心が弱いらしくて、死んだ3匹は全員オスだったんだけど、一匹だけ、あまり深くまで入ってなかった警戒心の強いメスの子猫が瀕死の重傷を負いつつもかろうじて生きてて(この警戒心がどうのこうのも父さんが言ってた。だから、ほんとにそういうもんなのかは知らん)。
うちの家族は皆、アバウトな性格であんまり看病らしい看病しないもんだから、なんか偽善者みたいで嫌だったけど僕が毎日看病したところ、なんとか元気になってさ。なんか、看病してくれたことに恩義を感じたのか、ものすごい懐いて。これはもう、猫にあるまじき忠実さでびっくりしたんだけど、「手に乗れ」っていうと腕に上って肩のほうまで来るし、広い畑でも、名前を呼ぶとどこからかきちんと来るし(餌じゃなくても)。あんま覚えてないけど、もう、会話できてるくらいの意思の疎通。僕もすごく嬉しくてしばらく一緒に遊んだんだけど。
ある日、突然姿が見えなくなって探したけど出てこないから、ばあちゃんに聞いたら、「きっと狐に食われたんだー」と。本来なら、猫はなかなか狐になんかつかまらないんだけど、事故の後遺症でけっこう運動能力落ちてたから、あり得るかもしれないなーと。僕は狐が嫌いになったけども。
本当、誰が言い出したかは知らないけどあいつらの鳴き声「コーン」とか、全然違うから。もっと、こう禍々しい、「おぎゃああ」ってまるで人間の赤ん坊が必死で泣いてるみたいな感じで。見かけるたびに、「猫の仇!」と、エアガンで狙撃したけど仕留めれなかったね。
ばあちゃんは、「猫は、世話になった人の身代わりとして死ぬ」とも言ってた。まったく本当かどうかは知らんけど。
その日はちょうど七夕で…ってんなわけはないんだけど、まあ、自然は厳しい。という話だね。
そういえば、駅につるしてある短冊で、脳神経外科医になりたいってのを発見。具体的で良い。