仮面ライダーカブト 第3話 菊池美香とカイザ社長

クロックアップの弊害

やはり以前から漠然と不安だった事柄ですが、クロックアップって予想以上に超速いですね。時間流を自在に動けるもんだからって。
で、思ってたんだけど、クロックアップ中のライダーの活躍ぶりって、僕達視聴者とクロックアップしてる当事者達しか分からないよねっていう話です。
それってどうなんでしょ?加賀美とかゼクトの奴らからしたら、もう速すぎて何してるのかイマイチわからんつー話で、本当に天道がワームを倒しているかどうかも見えないわけで、「天道が倒しました」とか言われても「本当に?」っつーか、ライダーシステムが活躍しているのがわかんないなんて、非常につまんね〜だろうな〜と思ってたら、やっぱり今週加賀美が言いましたね。遊園地で。
「あ……また、クロックアップかよ……(つまんねーよ)」
って。そりゃそうだ。
ファイズのアクセルフォームなら、たまにだから良いだろうけど、カブトはクロックアップメインだからな。これはかなりの弊害だろ!と思うわけです。
あの、ワームとライダーフォームがキャストオフ―クロックアップしたあとに加賀美がひとり寂しくぽつん……とゆう描写が、一体今後何回描かれるのか。

ワームの過剰な演技力

っていうか菊池美香がキャラ強すぎたっていう話かもしれないですけど。
留置場の菊池美香がワームだったよというオチでしたが、なんですか、留置場内のあの過剰なまでのワームの演技力は?演劇部か?
その演技をするワームの狙いがまったく分からなかったです。
先週までのワームを見ていると、結構簡単に擬態する人物をポンポン変更していったと思うんですが、なぜ、今回に限って菊池美香にそこまでこだわるのかな?その必要ないだろ。擬態解いてクロックアップで逃げ出して速攻他の奴に成り代わっちゃえばいい話じゃん!むしろ岬さんに成り代わっちゃえばゼクトの内情も探れるぞぼろ儲けだ!などとどうしても思ってしまった僕です。
まあ、設定を守るよりも、「せっかくの菊池美香(ゲスト)だし」とか、「天道が留置場から難なく連れ出す活躍ぶりを描きたい」とかが優先されたんでしょうが。
あの超絶演技力じゃ岬さんも騙されて当然ですよね。
「嘘をばれないようにするためには、嘘のなかに少し真実をまぜてやれば良い」
とゆうのは今週の天道語録でもなんでもないんですが、あのワーム
「犯人はあたしじゃなくてあたしなの!あ、そうじゃなくて……」だとか「なんか変な化け物が!」だとか、ちょっとワームの存在を暴露するような台詞すら取り入れてて、お前はほんと天才詐欺師だな!とゆう話。その熱演の目的がイマイチしっくり来なかったとゆう話。
……なんですが、あえてここで大胆予測してみたいと思います。

ワームは「記憶までも擬態できる」とゆう、どこぞの寄生獣なんかよりも100倍高性能なコピー能力を有しているが、実は!記憶をまんまコピーできるその便利さのリスクとして、おそらく記憶の集積によって生まれているであろう、その人物の行動理念だとか感情に影響を受けてしまって、気を抜いたら、その人物っぽい過剰演技をなかば無意識のうちにやってしまうとゆう。つまり、軽い多重人格のようなアレなのだ!

こんな設定どうですか?これなら、髪留めを奪ったのも無理矢理納得が出来るような気がする。いや、しないでもない。どーでもいいか。あれ?もしかして髪留め奪われた方がワームだった場合、その髪留めはワームの一部ですか?寄生獣的な判別方法可能ですか?
それはそうと、岬さん派手な格好すげー似合うてゆうか派手な格好しているほうがアンタ超自然ですね永田杏奈。いや、別にUFOとかUMAとかの超自然じゃなくて、とてもナチュラルだってことです(無駄説明)。

天道シスコン決定

天道総司水嶋ヒロ)は妹(奥村夏未)の優先順位が予想以上に高かったことが判明。ていうか樹花可愛い。やっと今週、顔アップが多くて奥村夏未の可愛さを認識。
しっかし天道、「妹のささやかな望みを叶えるのは、お前および全人類の義務だぞ!」
と、こう来やがって。
あ、じゃあ、俺の義務でもあるのか?と、思いました嘘です思ってません。まあ天道妹は可愛いから別に良いけど。サバ買ってくるけど。てゆうか、そこまで急いでるなら自分で買いに行けばいいのに(ニート暇だろ)、なぜひたすら加賀美(佐藤祐基)頼みなのかがいまいち分からんが、これも「お話の都合」なのです。
いや、それか実は、天道妹は大切だね、全人類の世界遺産だねとゆう共通意識を、実施訓練(鯖のおつかい)をもってして、まず手始めに加賀美に分からてやろうとゆう。……こっちの方が納得いくな。
それはそうと、天道の底なしの才能(あと財力も)を感じさせる、『俺流フルーツタルト』、見たところ妹が食ってたのは4分の1ホールくらいの大きさでしたが残りはどうするのかな?天道が食って次の日も妹に出すのか?なんかスマートじゃない。とゆうわけで、実はひよりちゃんに持って行って食わしてやってたら超素敵だと思う。てゆうか来週加賀美が天道家に来るっぽいので超楽しみ。加賀美が妹に一目惚れして天道が
「妹は、たとえ太陽が西から昇ろうとも、お前にはやらん!!」
って言って欲しい。言って欲しすぎる。

気になるひよりフラグ

先週までだとかなり天道寄り、むしろ加賀美のことはウザイとすら感じているのかとか想像してたけど、案外落ち込んでる加賀美にも優しくしちゃうひよりちゃん(里中唯)。あれー優しさの大安売り??つーか、あー別にまだ天道を特別意識し始めてるわけでもなさそうだなってゆう。
天道に「ムカつく」って言ってたし。でもきちんと作ってあげる(実際には鯖切れで作れず)ところがひよりちゃん素敵てゆうか、あのミラクル状態に上手く持っていってる天道の人心把握力、カリスマ性、誘導能力はすごすぎ!お前やっぱオルフェノクだろと。だって
「もう一度、世界一のサバを食いたいんだ」
なんて台詞を超ナチュラルにあんな美形スマイルで言われたら、俺でも無理矢理サバ味噌作っちゃうよ。
まあ、ひよりフラグは今後に期待。あれ?なんで俺天道応援してんだ?
しかし、話は戻りますがビストロ・サルの天道にはイマイチ納得がいかん。
天道は、自分が認めた人間に対しては奇跡的なまでに誠実な奴だと思うから、せっかくひよりちゃんがサバ味噌自分に作り出してくれてるのに、それを待たずに、加賀美のために作ったサバ味噌を食うか??とゆう話なんですが。しかもご飯と味噌汁に全く手をつけず
大胆に予測するところ(得意)、ひよりちゃんがサバ入っているスチロール箱を空けた瞬間に、天道の驚異的な聴覚が、箱内部の反響音から「あ!もうサバ無いじゃん!」と即座に判断したのだと思います俺は。それかどっちにしろ二つともイク気だったなあれは。

今週は完全にギャグの回だと思った

あ、先述だけども今回菊池美香ゲスト出演だ超嬉しい。てゆうかIT社長カイザ社長(村上幸平)じゃん!っつー話ですが、なかなか面白かったですね。菊池美香はキャラ強すぎってゆうか久々に観たらやっぱりちっちゃくて超可愛いと素直に感動しました。あの白いもこもこにジーンズが超似合ってらっしゃる!いや、デカレンジャーとゆうよりも、なぜかアリカにしか見えない俺がいます。何故だアニメなのに。アリカだ。うわー似てるーとゆう話。あと、実際に現実でもIT社長あたりと結婚しそうな菊池美香、応援してますとゆう。
カイザ社長リアクションウケ狙いすぎじゃね?とゆう話は置いといて、あれ?河合我門?的な。案外似てるね的な。

やっぱり加賀美萌え

やっぱり加賀美萌え!ですね。あいつ、案の定バイクしっかり持っていかれたね。しかも、
「すいません!バイト代で必ずお返しします」
って、お前すごすぎ。それ何年計画?そうゆうところが萌える。
がっつり天道に騙されて内情ぺらぺら喋るわ菊池美香(人間の方なのに)すら見失うわ。天才。
最後、天道は
「ワームお前が倒したことにしとけば?」
加賀美
「もしかして同情してんの?」
天道
「いや違うってバカ」
みたいなあれがありましたが、一体加賀美がどうやってワームを倒したことにしとけばと言うんだ天道??
ゼクトルーパー以下、普通の人間がワーム倒したシーンなんてビタイチ観たこと無いんですけど。
その、田所さんから譲り受けた(なんだかんだ言って加賀美に甘い田所さんが好き)注射器みたいなピストルで撃ったらなんか死にましたって?無理ありすぎです。
でも、加賀美は天道語録なんて第3話目にして早くも聞き飽きましたとでもゆうかのような
「あーはいはい」
的リアクションとったりして、結構天道とお前対等な感じじゃね?みたいな。もう友達じゃね?みたいな、そんなカブトの微笑ましいところが大好きです俺。

あと、追伸ですけど、佐藤祐基は三話の撮影に遅刻したらしいですね。おまww実生活でも加賀美www。
遅刻はいけませんよ佐藤君。遅刻する人間は最低です。俺の職場でも、あまりに遅刻が酷いもんだから常務に
「お前あと一回でも遅刻したらクビ」
とか脅されてる奴いるもん。うん、それ俺ね。ごめんなさい。
だからこんな感想だらだら書いてないで一刻も速く寝ないといけないと思うんだけど俺は。
そこらへんどう思う加賀美?