仮面ライダー響鬼 最終之巻 明日なる夢 明日夢の髪が伸び切った最終回
遂にこの日が来てしまいました仮面ライダー響鬼最終回。さて、一体オロチはどのように静まっていったのか、それは見せてはくれなかったわけですが気を取り直してまいりましょう。
トド（川口真五）の超説明口調から始まった一年後を描く最終回。皆成長してましたねー。
- まず、あきら（秋山奈々）
数学100点明日夢（栩原楽人）と並んで歩く秋山奈々は、手を前でずーっと組みっぱなしで可愛すぎましたね。これは確かに可愛く成長しました。
なんと進路は福祉関係らしくてって、そうか。直美ちゃんは明日夢だけではなくあきらの人生をも変えたんだ。なんてスカウティング能力だろうか。
でも、僕は最終回にしてあきらの私服が超可愛かったので満足です。あの服装の秋山奈々超可愛いッス（トド）。またこれ、もっちー（森絵梨佳）と並んでパネルシアターが上手くなったとか上手くないとか、ほんとパネルシアターすごいな。ポッと出のくせに全部持って行ったな！とゆう感があります。でも、もってかれたあきら超可愛い。本当に一年間お疲れ様でした。
髪が伸びきった明日夢は数学100点の医者志望に成長しました。「100点フォー！」ってゆってたし、クラスの人気もある様子。しかも、身体もそこそこには鍛えているとか。あのなだらかな丘は登れない程度だが。
最終的に
「僕は鬼にはなりません」
と、そこまで断言するかってくらい断言した明日夢ですが、どうやら本当に医者の道にまっしぐらなようです。いいんじゃないでしょうか。
それにしても、特筆すべきは久しぶりにヒビキ（細川茂樹）さんと出会った病院前のシーンです。これがまた、二人ともギコチナイ演技がすっげえ上手くてビックリしました。役者としての明日夢は確実に成長したようです。いいんじゃないでしょうか。
ところで、最終的に明日夢がやりたいことが医者だったのなら、あの、お母さんとの食卓での会話はいらないんじゃないでしょうか。本当にやりたいことではないという印象を受けました。おそらく、製作サイドの狙いとしては、ここで明日夢が最終的に鬼になるかもって思わせてやれ！ということで、きっとそれ以上でも以下でもないのでしょうが。ちょっとだけ引っかかりました。あーしかし、あの白い鬼はやはり明日夢ではなかったか。まあ、順当な流れだと思います。いいんじゃないでしょうか。
森絵梨佳は、頑張って息を止めていて、そこらへんが成長していた。最後にずぶ濡れご苦労様。あと、天美さんを「あきらちゃん」って呼んでて、あー仲良くなったんだ……パネルシアターで。と思った。
- 桐矢京介（中村優一）
こいつすごいね！！
一年開けたのは、まさに桐矢を成長させたかったからに違いない。マジ、ちょっと格好良かったもんね桐矢。ヒビキさんに「良い弟子だ」とか言われてうらやましい扱いだぞ桐矢。
「人を助けるのが鬼の役目」
とか言ってたのにちょっと感動。どうやら、桐矢の悪いところが良い感じにシェイプアップされて、まさに弟子、まさに主人公として成長していた模様。うらやましいぞ桐矢この主人公め。
僕も、適当な感じの明日夢よりも君の変身した姿を見れて嬉しいです桐矢。実は僕は桐矢に惚れました、いや、それは嘘です。しかも、変身のアクションも、ヒビキさんでもやらないような『敵の剣に音角を共鳴させて変身』とは。なんてスタイリッシュなんだ桐矢。鬼の姿も白くてカッコイイし。あと、変身の掛け声も気合が入っていて良かった。
ただ、学校を結局辞めていたというのはどういうことだろうと、ちょっと引っかかった。ヒビキさんも辞めるなゆうてたやんと思った。まあ、明日夢とドラマティックに再会さすためには細かい設定とかどうでもいいってことでしょう。
しかし、それを差し引いても桐矢は頑張っている様子で、本当に格好良過ぎで、これは、仮面ライダー響鬼はまったく君のための物語だねと最後に思った。あげく桐矢が変身したところで『始まりの君へ』かかったしね。しかも、これは鬼の最短記録なんじゃないのか？鬼ギネスか？
桐矢は、本当にヒドイ役柄でしたが、そこはそれ、最後にこんなおいしい思いができるなんて中村優一君は非常に恵まれてますね、これからも頑張って！応援してるよ多分！
- ヒビキさん
どうやら装甲声刃使わなくても装甲響鬼になれるくらい成長していた。
最後の夕日のシーンでの感動的なあれは、もはや明日夢を口説いているかのようで、
「君は薔薇より美しい」
とは言ってはいないけども非常に情熱的だった。正直結構ひいた。
あと、ヒビキさんは桐矢の教育まことにお疲れ様です。どうやったらあんなに良い弟子に育て上げれるのでしょうか？金八並みの教育能力じゃないですか。あと、細川茂樹さんは公式のラストインタビューで
細川 それは言えないかな（笑）。いくつもありますよ。それをするかしないか、でもっと変わりますね、多分。僕はプロデューサーでもなければ、ディレクターでもないのであえてそんなおこがましいことは公には言えないですけど、やっていてもっともっとできると思ったなぁ。
とかおっしゃっていて非常に気になるところです。教えてください。やります。
- 身なりの良い男女
なんと、『もっと身なりの良い男女』が出てきた！もはや『からくりサーカス』じみた身なりの良さにびっくり。
これは、
僕達が昆虫を観察するように実は僕達も宇宙を作った存在に観察されていたと思ったらその存在もさらに高次の存在に……！！
みたいな話ですか？この『からくりサーカス』は。
- 学校の先生
以前の男の先生から女の先生に成長していた。前の先生は古典も英語も教えちゃってたのだから最後も出してやって欲しかった。実は僕は結構あの先生のファンなのだった。
- 病院の看護婦さん
「明日夢くん、ちょっとこっち手伝って」の後の目つきが魔化魍より怖かったので、おそらく成長していた。
- 香須実さん（蒲生麻由）
髪型がちょっとだけ成長していた。
- 日菜佳（神戸みゆき）
おそらく温泉にいったのだろうが、その話は触れられず、成長したかも謎。
- トドロキ
説明口調が上手くなった。成長した。
- イブキ
成長していない
- みどりさん（梅宮万紗子）
成長していない
- おやっさん（下条アトム）
成長していない
- カツオ＆キコ
半年前から成長していない
- 努（鬼辞めたプールの人）
ライフ声刃ーとして成長しているおそらく。
- もっちーの水槽に投入された蛭みたいなの
あれだけ時間あったのにもかかわらず、結局もっちーに何も出来ず。成長していない。
と、なんだか、非常に盛りだくさんな響鬼最終回でしたが、総評としては『いいんじゃないでしょうか桐矢カッケーし』でした。響鬼、一年間お疲れ様です。思い出をありがとう。
なぜ、思い出かとゆうと、感動の最終回がヤマ場を迎える一歩手前のあたりで僕は、録画しているビデオテープが終了してしまうという成長して無さを発揮してたから。最終回はマジで思い出の中にしかない。非常に残念だ。そして今回書いてて思ったことは『成長』が『性徴』と変換されすぎて困る！ということ。
あと、毎年のことだけど、『てれびくん』のネタバレ具合はヒドイ。そんな早く『なりきりセット』出して、本当に子供達がカブトになりきれるとでも思っているのか。
きっとカブトは普通に面白いと思うので楽しみです。予告観た感じでは里中唯が超可愛いから。
